【年月日】2023年11月18日(土)
【山域、山名】 中央線沿線 滝子山
【形態】 ハイキング
【メンバー】 L Haco、ふくちゃん、加瀬、石黒、川島、松澤、岩崎、笹井、西川
【報告者】西川
11/18(土) 晴れ一時曇
今日は笹子駅を出発し大鹿川の林道から、すみ沢沿いに滝子山に登り初狩駅に下山する縦走ルート。東京方面から電車で笹子に行く場合、JRより京王が安いので新宿~高尾間は京王を使う方が運賃は安くなる。JRのみの場合でも高尾以東と以西で運賃が異なり、以西は以東より高く、通して乗ると以東にも高い以西の運賃が適用される。そこで高尾で電車を乗り換えるだけでなく、一旦改札の外に出て再入場する方が安くなるので、そうした。
相模湖から大月まで桂川の谷は朝の濃い川霧に一面覆われて車窓からの景色は真っ白だった。初狩からは三つピークがある滝子山がよく見えた。
笹子駅集合8時出発の予定だったが約1名電車を乗り過ごして上り列車で戻ってきたので30分遅く出発した。20号線をしばらく下流方向に歩いて吉久保入口バス停から村に入り、中央道を高架で渡った先の村はずれのクマよけゲートを一旦開いて大鹿川の林道を進む。朝は小寒かったが歩くにつれ暖かくなり服を調節する。道証地蔵で林道を離れてすみ沢の登山道に入る。深い沢沿いの道で場所によってはかなり高巻いている。沢筋の難路を避けて曲沢峠方向への高巻きの迂回路を進む。やがて沢を離れて穏やかな尾根の道になる。このころから風が吹いて寒くなり上衣を着ける。
源為朝ゆかりの白縫神社と鎮西ガ池を過ぎ稜線に出て一登りで12時過ぎに滝子山頂上。標識は1620mになっている。展望は一気に開け雪をいただいた富士山も見えるが頂上は雲に隠れている。なにより風が吹いて寒く木陰で昼を食べるがやはり寒い。
初狩駅への道は急で滑りやすいうえに落葉が積もって道が見えにくいので気を付けて下る。分岐では緩やかであろう女坂に進路をとる。合流した先に「笹子駅/初狩駅」の標識があり、地図にはないが下界への道があるようだ。そのすぐ先に「初狩駅」の標識があり、こちらが予定のルートとわかった。中腹の紅葉黄葉は見頃だ。沢への分岐で一休み、その先は暗い樹林帯のジグザグの道を下っていく。傾斜が緩くなるとまもなく林道に出た。
山麓部の針葉樹には軒並み幹に白い帯状のものが巻いてあり、何かと思えばクマの爪とぎよけだそうだ。天気はよくなり暖かい日射しを受けながら道を下り中央道、甲州街道を渡って初狩駅に着いた。その後は八王子に移動し、餃子の満洲で打ち上げして解散、帰途に着いた。
【コースタイム】
笹子駅 8:30 → 道証地蔵 9:35/9:40 → 曲沢峠分岐 11:02 → 滝子山 12:13/12:35 → 沢への分岐 13:40/13:47 → 林道終点 14:37 → 初狩駅 15:20
【ルート図】
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