守門大岳
日程;2023年3月12日
参加者;L岩 毅、かえどん
行程;宿(ホテルビジネスイン長岡)535(快晴)(車)615二分路肩駐車点645(快晴)(シートラーゲン)除雪末端700(シール)長峰(シール)835保久礼小屋855(快晴)(シール&スキーアイゼン)1028(快晴無風)守門大岳1150(滑降、コウクルミ沢源頭)登路尾根1290m付近(滑降)登路尾根1150m付近(滑降、母川源頭)1215保久礼小屋1225(快晴)(シール)782m付近1245(滑降)1330(快晴)除雪末端(シートラーゲン)1337二分路肩駐車点1417(快晴)(車)やすらぎの里すもん温泉(温泉入浴)入浴後帰京
メモ;2023年3月11-12日は好天に恵まれ、2日間で延べ12隊が山行に挑んだ、うち、10隊がこのJR上越線沿線の山々に入る、ちょっとした地域研究的状態となった、私も妻と守門大岳に入った
本来ならふくちゃん隊のメンバーだったのだが、妻から、ノルウェー前の2回目の点検山行をお願いされ、ふくちゃんには、また、ふくちゃん隊のメンバーの方々にはたいへん申し訳ないが、この点検山行を優先した
4月20日から狙っているノルウェーの山は距離が長いのが特徴なので、それに近い山容の守門大岳にする、クラシックルートだが、標高差1000m以上で、また、様々な滑降ルートを持っていて、点検山行には丁度いい山だ
天候は他の隊のご報告にもあるように絶好の好天である
が、朝6時15分、登山口の二分に着くと、ある程度予期はしていたが、クルマ、クルマ、クルマ、駐車点からスキーを担いで除雪末端まで15分、私のクルマは58台目だった
さすが人気の山だ、他の方とお話したところ、みなさんもちょっとビックリだそうだが、その話をしている間にも、次から次へとご同業者らしき方々のクルマが来て、100台行くかもというような雰囲気だった
山スキーは半分くらいかな、という感じだった
さて、山のほうだが、ここは2006年3月11日以来丁度17年ぶりのルート、たくさんの先行者トレースは、昔とちょっと違っていて、大平の台地は通らずにちょっと細い尾根を長峰に向かって直登している、板を外している人もいるが、私と妻はなんとかシールで上がる、長峰からは昔と同じルートだ、保久礼小屋の脇で小休止したあと、斜面が再び急になるのでスキーアイゼンを付けて登る、樹林限界を超えると真っ青の空の下、魚沼盆地と新潟平野を臨みながらグングン登る、シールの人、ワカンの人、靴アイゼンの人、なかには、なんと、雪山トレランの人も、多彩な登山者とともに山頂目指す、11時前に守門大岳到着
ここは雪庇がたいへん発達していて、あまり先端に行くとヤバい、妻の携帯でヤマレコの現在地を見ると、「空中」を指していて、ヤバいヤバイいと休憩場所を少し変える
滑降ルートは様々あるが、今日の目的はノルウェー向け点検なので冒険はしない、ちょこっと、スキヤーズレフトで楽しそうなコウクルミ沢源頭を滑ったあと、登路尾根に戻り、今度はスキヤーズライトで母川源頭のブナの森に入る、このブナの森は先行シュプールが無かったが地図読みで問題無しと判断し突っ込む、なかなかメローな雪の楽しい斜面だった
ただし、母川はところどころ出ていて、正味期限切れが近い感じだった
保久礼小屋からはだんだん雪が重くなってきたが、それでも、山スキーらしいスキーを除雪末端まで楽しんだ、標高差1000m強、1時間半ちょっと、とても良いダウンヒルを楽しんだ
最後、二分からクルマで10分のところにある「すもん温泉」に寄る、ここは17年前にも来ていて、当時は青雲荘という名前だった
空いている、いいお湯でゆっくり疲れをとってから帰京する
以上
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